ライオンハート大谷地は、障がいを持つ子どもに向けて、日常生活に欠かせないスキルの習得や、コミュニケーション能力の育成を図っています。場所は北海道札幌市厚別区にあり、2歳から18歳までの子どもたちが通所しています。子どもたちは無限の可能性を秘めていると考える施設では、「個々のオンリーワンを持つことにより自信を持たせてあげたい」と療育方針に制定。一人ひとりの隠れた才能を見出すことに注力し、適切な指導を行っています。各分野において専門性の高い指導員を配置しており、学習面では学校教諭や塾講師の経験者が担当。日常生活に必要な能力を育成し、将来活躍する子どもを育てる療育に携われますよ。
厚別滝野公園通に面した場所に、施設はあります。日々の療育では、季節の行事に親しみながら体を動かすプログラムを提供。例えば、十五夜のお月見では、うさぎになりきって鬼ごっこを楽しみます。子どもたちはぴょんぴょんと跳ねながら鬼から逃げつつ、足腰を鍛えていますよ。ほかにも、施設ではタオルを用いた運動を実践していることが特徴です。タオルを使って友達と引き相撲対決をする中で、子どもたちは柔軟性を高めていきますよ。
北国ならではの遊びを取り入れており、冬には深く降り積もった雪山で、友達と相乗りしてそり滑りを楽しみます。ひんやりと冷たい空気の中、子どもたちは身体能力を高めつつ、友達との関わりを深めています。また、毎週イベントを設け、1月にはかるた取り大会を開催。絵札と読み札は子どもたちが手作りし、世界で1つだけのかるたで大会に臨みます。文字の読み書き練習になるほか、絵を自由に描くことで創造性を養うことができていますよ。さらに、男女別のUNO大会では、子どもたちが勝利を目指して取り組みます。誰が勝つかを予想したり友達を応援したりする中で、集団生活に慣れていきますよ。
