Lii sports studio 広島駅前~運動を楽しみながら成長を支える児童発達支援~

広島県にあるLii sports studio 広島駅前を取材しました。今回は、コーチの岡本七海さんにお話を伺い、施設で行っている運動発達支援や日々の子どもたちとの関わりについて教えていただきました。Lii sports studio(以下、LSS)では、未就学児を対象に、運動を取り入れた児童発達支援を行っています。幼少期に身につけたい36の基本動作やデジタル運動プログラムDEA2000®︎などを活用しながら、一人ひとりの発達や特性に合わせた支援を行っている点が特徴です。また、子どもが自分から「やってみたい!」と思える環境づくりや、小さな「できた!」を積み重ねる関わりも大切にしています。本記事では、Lii sports studio 広島駅前の取り組みや支援の特徴について紹介します。

運動を通して子どもの発達を支える児童発達支援

LSSは、未就学児を対象に、運動発達支援を基本とした児童発達支援を行っています。運動を発達支援の5領域を互いに育て合う活動と捉え、身体を動かす経験を通して子どもの発達を総合的に支えています。スポーツの技術向上だけを目的とするのではなく、一人ひとりが運動の楽しさを感じながら取り組める環境を整えていることも特徴です。

楽しく身体を動かしながら36の基本動作を身につける

LSSでは、幼少期に身につけたい36の基本動作をもとに、さまざまな運動を取り入れています。走る、跳ぶ、投げるなど、多様な身体の動きを経験することで、特定のスポーツ技術だけに偏らず、身体を動かすための土台を育てていきます。できる・できないだけに目を向けるのではなく、さまざまな動きに触れながら身体を動かす楽しさを知り、運動への興味を広げていけるよう支援しています。

36の基本動作を取り入れた運動発達支援
36の基本動作 幼少期に身につけたいさまざまな身体の動きを、運動を通して経験する。
楽しく身体を動かす 身体を動かす楽しさを感じながら、さまざまな運動に取り組む。
もっとやりたいにつなげる 運動を楽しむ経験から、もっと身体を動かしたいという気持ちにつながる。

子どものやりたい気持ちを引き出す環境づくり

LSSでは、子どもに運動を一方的に促すのではなく、自分からやってみたいと思える環境づくりを大切にしています。子どもの発達段階や興味のあるものに合わせて活動内容を工夫し、自然と身体を動かしたくなるような関わりにつなげています。たとえば、走ることに抵抗がある場合には、その子が好きなものを活動に取り入れ、遊びの延長として参加しやすくなるよう工夫しています。

一人ひとりに合わせて取り組む小集団での支援

LSSでは、子どもの個性や特性、その日の様子に合わせながら、小集団で運動発達支援を行っています。子どもによって得意なことや苦手なこと、活動への入りやすさは異なるため、その日の様子や参加するメンバーに合わせて内容や進め方を調整しています。同じ活動を繰り返したほうが取り組みやすい場合には、一つの活動にかける時間を長くするなど、一人ひとりが参加しやすい形で支援しています。

デジタル運動プログラムDEA2000®︎を活用した支援

LSSでは、独自に開発したデジタル運動プログラムDEA2000®︎を支援に取り入れています。DEA2000®︎は、2,000種類以上のコンテンツから、子どもの感覚や発達年齢、すきなものに合わせて一人ひとりに最適なプログラムを生成します。映像を活用しながら身体を動かすことで、遊びの感覚で運動に取り組めるよう工夫されています。身体を動かす中で、運動だけでなく、注意や思考、感情のコントロールなどにも働きかけています。

DEA2000を活用した運動発達支援
2,000種類以上のコンテンツ Lii sportsが開発したデジタル運動プログラムを活用。
一人ひとりに合わせて設定 子どもの感覚・年齢・得意なことに合わせて内容を設定。
楽しみながら幅広い発達へ 運動・注意・思考・感情コントロールなどの発達につなげる。

遊びを通してさまざまな動きを経験する

LSSでは、遊びの要素を取り入れながら、子どもがさまざまな身体の動きを経験できるようにしています。しっぽ取りやボール鬼などの走る活動をはじめ、マットを使った遊びや平均台を活用したゲームなど、内容はさまざまです。友達と一緒に取り組んだり、ルールのある遊びに参加したりする機会も設け、楽しみながら幅広い動きに触れられるよう工夫しています。

遊びの中で経験するさまざまな動き
たくさん走る しっぽ取りやボール鬼など、遊びながら走る活動
全身を使う マットに乗る、引っ張るなど、身体を大きく使う活動
バランス感覚 平均台などを使い、姿勢を保ちながら身体を動かす活動
友達と関わる ルールのある遊びに参加し、一緒に身体を動かす活動

コーチと一緒に小さな成功を積み重ねる

LSSでは、子どもができたことだけでなく、挑戦しようとした過程にも目を向けながら関わっています。活動は一人ひとりのペースに合わせてスモールステップで進め、コーチが小さな変化や頑張りを見つけて褒めることで、自信につなげています。運動を通して小さな「できた!」を積み重ね、子どもが前向きに取り組めるよう支援していることも特徴です。また、コーチ自身も一緒に身体を動かしながら、楽しんで活動に参加できる環境づくりを大切にしています。

保護者と子どもの成長を共有するサポート

LSSでは、子どもの活動や成長を保護者と共有することも大切にしています。その日の取り組みを写真や動画などで伝え、子どもがどのような活動に参加したのかを確認できるようにしています。また、支援の様子を見学することもでき、施設で見られた小さな変化やできるようになったことを保護者と共有しながら、成長を一緒に見守っています。

写真や動画で子どもの成長を共有
その日の取り組みをフィードバック 活動中の様子を写真や動画で保護者に共有
成長の瞬間を家族で共有 文字だけでは伝わりにくい頑張りや変化を確認
子どもの自信を次の成長へ 頑張る姿を振り返り、家族から認めてもらう経験を次の自信につなげる

運動を楽しむ経験をこれからの成長へ

LSSでは、身体を動かす楽しさや、自分からやってみたいと思える気持ちを大切にしながら、一人ひとりに合わせた運動発達支援を行っています。コーチや友達と一緒にさまざまな活動に取り組み、小さな「できた!」を積み重ねることで、子どもの自信や次の挑戦につなげています。運動を楽しむ経験を重ねながら、それぞれの成長を支えている児童発達支援施設です。

Lii sports studioについて

Lii sports studioオフィシャルサイト